鍋の中でからまったうどんをほぐしたり、鍋で煮ている豆をつまんだり。つまみにくい食材を扱う台所仕事のための、四万十ひのきの菜箸です。土佐龍のひのきの菜箸セットは、長さの違う2膳が組になっています。
特徴
ひのきの菜箸セットは、ひのきの木肌の色をそのまま生かした無塗装の菜箸です。色付けもしておらず、防腐剤・防カビ剤・防虫剤・漂白剤も、燻蒸処理も使っていません。加工と製造は、すべて高知県の土佐龍で行われています。
組になっているのは、長さ約30cmと約33cmの2膳です。重さは、短いほうが1膳で約13g、長いほうが約16gです。
箸先は四角く加工してあります。作り手の説明では、この菜箸は素材の軽さと四角い箸先で食材をつまみやすく、すべりやすいうどんやそば、ラーメンなどの麺類や、ころころした豆類を調理するときに使いやすい菜箸です。
材の四万十ひのきは油の成分を多く含み、作り手の説明では、この菜箸は水切れと水弾きがよく、乾きやすい菜箸です。
木の種類について
材は高知県の四万十ひのきです。ひのきは、芯に近い部分が淡い紅色、外側がほとんど白に近い色をした木で、独特の香りがあります。木肌はきめが細かく、むらの少ない材です。
心材は長く水気にさらされても傷みにくく、ひのきは桶や曲物にも使われる木です。
作り手と森づくり
ひのきの菜箸セットをつくる株式会社土佐龍は、高知県須崎市で、まな板やキッチン用品、お風呂用品などを手がけています。
この菜箸の材は、土佐龍のまな板をつくるときに必ず出る端材です。一枚板から切り出した四万十ひのきの端材を、土佐龍は捨てずに菜箸へ仕立てています。伐った木を余さず使う土佐龍のものづくりは、土佐龍の森づくりの記事で詳しく紹介しています。
お手入れ
無垢の木の菜箸は、きちんとお手入れすると長く使い続けることができます。クロスウッドがおすすめするお手入れを紹介します。
- 使い終わったら洗い、水につけたままにしません。
- 洗ったら水気を拭き取り、風通しのよいところでよく乾かします。
- 食器洗浄機は使わず、手で洗います。
まとめ
長短2膳を使い分けられる、四万十ひのきの菜箸です。塗装をしていないひのきの菜箸で、鍋の中の麺や豆をつまみたい人に向きます。


