鍋の中の具をつまんだり、できあがったおかずを器に盛り付けたり。毎日の台所仕事で手に取る菜箸を、竹で選びたい人に向くのが、ヤマチクの「スス竹 菜箸」です。熊本県南関町の竹箸メーカーが手がける菜箸です。

特徴

スス竹 菜箸の箸先には、滑り止めの加工をしていません。そのかわり、箸先を四角く仕上げてあります。作り手の説明では、スス竹 菜箸は軽くて丈夫な菜箸で、角のある箸先は食べ物をつかみやすく、滑り止めの加工が無いぶん、そこに汚れが詰まる心配もありません。

長さは30cmで、表面はアクリル塗装で仕上げてあります。

竹について

スス竹 菜箸には、国産の竹が使われています。

竹は、1日に1mを超えて伸びた記録もあるほど生長の早い植物です。材のなかでは、外側の皮に近いところほど繊維が密に詰まっていて、しなやかで折れにくくなります。

作り手と森づくり

ヤマチクは、熊本県玉名郡南関町にある、竹の箸をつくる会社です。1963年に福岡市で竹材の工業所として創業し、いまは竹の箸に絞ってものづくりを続けています。

ヤマチクは、竹を切り出す職人の「切子(きりこ)」さんや竹材屋さんから、竹を適正な価格で買い取ることを大切にしていて、2021年には竹1本の買取価格を500円から900円に上げました。切子さんの仕事を守り、竹林に人の手が入り続けるようにするこの取り組みは、ヤマチクの竹林と切子さんの記事で紹介しています。

お手入れ

スス竹 菜箸の作り手のヤマチクからは、洗い方について、とくに次の点に気を付けてほしいとのことです。

  • 食器洗浄機は使わず、手で洗います。

まとめ

滑り止めの加工をせず、箸先を四角く仕上げた、長さ30cmの国産の竹の菜箸です。毎日の台所仕事に使う竹の菜箸を探していて、手洗いで使える人に向きます。食器洗浄機でまとめて洗いたい人には向きません。