湯船につかる前のかけ湯に、洗い場で体を流すひとときに。お風呂のあいだに何度も手に取る桶を、桧(ひのき)にしてみたい人に向くのが、池川木材工業の「桧 湯浴み桶(小)」です。
特徴
木目がまっすぐ平行に通った柾目(まさめ)のひのきで、桶の木の部分をつくっています。その外側には銅のタガ。タガは、桶の板を外側からぐるりと束ねる輪のことです。
大きさは径約22cm・深さ約11.5cm。同じ材と銅のタガでつくった、径約24cmの「大」もあります。深さはどちらも約11.5cmなので、口の広さで選べます。
職人がひとつずつ手でつくった桶です。作り手は、木目が細かく詰まった柾目の材は丈夫で、手入れをすれば長く使えると伝えています。
木の種類について
ひのきは、まっすぐに伸びて育ち、削ったり組んだりする加工がしやすい木です。色つやがよく香りもよい、腐りにくい丈夫な材として、昔から神社やお寺の建物にも使われてきました。
この湯桶に使われているのは、ひのきの中でも柾目の材です。柾目は、丸太の中心に向かって挽いたときに板の面にあらわれる、平行にまっすぐ通った木目のこと。
お手入れ
作り手がすすめる手入れは、シンプルです。使い終わったらシャワーなどで汚れを軽く流し、風通しのよいところに置いておきます。水気を拭いておくと、さらに長持ちします。
使ううちに、木の表面が白っぽくなることがあります。シャンプーなどに含まれる界面活性剤が付くために起こるもので、木から出てくるものではありません。
まとめ
かけ湯をくむ、ひのきの湯桶です。大きさは小と大の2つから選べます。
池川木材工業は、高知県吾川郡仁淀川町の会社です。木を山から伐り出して運び出すところから、製材、加工までを自社で一貫して手がけています。その取り組みは、池川木材工業の森づくりで紹介しています。
ほかの湯桶も見たい方は、さわら湯桶(志水木材産業)や、高野槇 丸湯桶(中川木工芸)もご覧ください。

