湯船につかる前に、まずはかけ湯を一杯。そのときに手に取る桶を、木にしてみませんか。志水木材産業の「さわら湯桶」は、椹(さわら)でつくられた家庭向けの湯桶です。浴室に木のものを一つ取り入れてみたい人に向きます。
特徴
洗い場でお湯をくみ、肩からそっとかける。体を流す前に足もとを温める。湯桶の出番は、お風呂の時間のはじめから終わりまで何度もあります。手に取るたびに、木の肌ざわりが指先に伝わります。
大きさは外径23cm・高さ11.5cm。
同じ作り手は、ほかの木の湯桶や、片手で持てる手付きの桶、風呂椅子もつくっています。浴室の木のものを、少しずつ同じ作り手でそろえていくこともできます。
木の種類について
椹(さわら)は、木曽五木の一つに数えられる木です。志水木材産業は、この湯桶に使う椹を、耐久性のある材として紹介しています。
作り手にとって、椹は桶づくりの中心にある木です。志水木材産業は、木曽の椹を湿気に強く、木目もきれいな桶の材として挙げ、寿司桶やおひつに使っています。その椹の多くは国有林から伐り出されますが、伐採される量は年々減っています。
まとめ
木曽五木の椹でつくった、家庭向けの湯桶です。
作り手の志水木材産業は、長野県木曽郡南木曽町の会社です。1944年に製材業から始まり、電動のこぎりが無かった時代には、水車の力で丸太を挽いていました。いまも丸太の製材から製品づくり、販売までを一貫して手がけ、湯桶のほかに寿司桶やおひつ、木の浴槽もつくっています。地元の木曽では、社員が山に入って笹を刈り、椹の苗を植えています。その取り組みは志水木材産業の森づくりで紹介しています。
ほかの湯桶も見たい方は、桧 湯浴み桶(池川木材工業)や、高野槇 丸湯桶(中川木工芸)もご覧ください。
