和食の献立に合わせて、冷やしたワインや日本酒を一本。そのボトルを木の桶に入れて、食卓に置く。志水木材産業の「ワインクーラー片手持ち」は、木曽の椹(さわら)でつくった木のワインクーラーです。和の食卓でもワインを楽しみたい人や、晩酌の一本を少し改まった形で出したい人に向きます。

特徴

桶の中にボトルを立てて冷やすワインクーラーで、ワインだけでなく、日本酒やビールを冷やしておくのにも使えます。飲みものを冷やさない日は、花瓶としても使えます。

片手持ちのタイプで、大きさは外径18cm・高さ24cm、品番は WCK18S です。同じ作り手には、両手持ちのタイプ(外径17cm・高さ21cm)もあります。表面はウレタン塗装(表面を樹脂の膜で覆う塗装)で仕上げてあります。

木の種類について

材は木曽の椹(さわら)です。椹は、木曽や飛騨など中部の山に多く見られる木で、かつては風呂桶や手桶、おひつなど、暮らしの中の桶や器に広く使われてきました。軽くてやわらかく、刃物できれいに割れるほど加工しやすい木です。年輪はわずかに見える程度で、木肌はきめが細かい材です。

椹は水や湿気によく耐える木で、いまも桶や台所用品、浴室用品によく使われています。

作り手と森づくり

ワインクーラーをつくる志水木材産業は、長野県木曽郡南木曽町にある会社です。始まりは1944年の製材の仕事で、いまも丸太を挽くところから製品づくり、販売までを自社で行っています。養蜂資材と、木の風呂、桶・樽を3本の柱に、寿司桶やおひつもつくっています。

桶の材になる椹の多くは国有林から伐り出されますが、資源が枯れないよう、伐る量は年々減っています。志水木材産業は、国の森林整備に協力しようと、社員で山に入って檜の植林地を間伐し、笹を刈り、椹の苗を植えるボランティアの作業を行ってきました。その取り組みは志水木材産業の森づくりで紹介しています。

まとめ

ワインだけでなく、日本酒やビールも木の桶で冷やしておきたい人に向くワインクーラーです。決め手は、水や湿気によく耐える木曽の椹でつくられていることと、飲みものを冷やさない日には花瓶にもなることです。