離乳食をはじめる日に、赤ちゃんの口へ運ぶ最初のスプーンを木で用意したい。佐賀県佐賀市諸富町の飛鳥工房がつくる「ファーストスプーン」は、そう考える家庭に向く一本です。大小ふたつのすくい部分をもち、赤ちゃんの成長にあわせて使い分けられます。
特徴
一本の両端に、大きさの違うすくい部分があります。小さいほうは生後5〜6ヶ月頃、大きいほうは生後7〜8ヶ月頃が目安で、離乳食が進むにつれて持ち替えていく形です。長さ18cm、幅2.4cm、高さは約9mm。重さは約11gです。
テーブルに置いたとき、大小どちらのすくい部分も天板から少し浮きます。食事の途中で置いても、すくう面がテーブルに当たりません。
ヨーロッパには、生まれた子どもにスプーンを贈る習慣があります。食べるものに困らず、幸せに暮らせるようにという願いを込めた贈り物とされています。公式ショップと楽天の作り手の店では、購入時に名入れを選べます。公式ショップでは、スプーンの裏側に名前や生年月日のほか、イラストも入れられます。
作り手の飛鳥工房は、木のおもちゃと子ども家具をつくっています。その木のおもちゃづくりは、娘の飛鳥さんのために木馬をこしらえたことから始まりました。
木の種類について
ファーストスプーンは、同じ形のまま3種類の木から選べます。カバとチェリーはアメリカの木、ビーチはヨーロッパの木です。本記事で取り上げるカバは、公式ショップで名入れに勧められている木です。
カバは緻密で程よい重みがあり、摩耗に強い木です。木肌は淡い赤みを帯びたクリーム色で、なめらかな手ざわりをしています。
お手入れ
仕上げには米ぬかオイルを使っています。オイルは木にしみ込むくらいの、ごく少ない量です。
毎日の食事で使うものなので、洗ったあとのひと手間を習慣にしておくと扱いやすくなります。
- 食べ終えたら洗い桶に浸けて置かず、スポンジでさっと洗う。
- 洗ったら布巾ですぐに水気を取り、よく乾かす。
- 表面の毛羽立ちは、水で洗ううちに必ず出てくる。気になったら紙やすりで、なめらかになるまで整える。
- 仕上げのオイルが抜けてきたと感じたら、植物性のオイルを薄くのばし、キッチンペーパーでしっかり拭き取る。
まとめ
ファーストスプーンは、離乳初期と中期、ふたつの時期に合わせた大小のすくい部分を一本に収めた、飛鳥工房の木のスプーンです。赤ちゃんのはじめての食事の道具を、木の手ざわりで迎えたい人に向きます。
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