手帳に予定を書きこんで、資料の数字には赤を入れ、余白にはシャープで小さくメモを残す。机に向かっていると、色を行き来する場面は思いのほか多いものです。パイロットの「LEGNO 2+1(レグノ ツープラスワン)」は、黒と赤の油性ボールペンとシャープペンシルを1本にまとめた多機能ペンで、軸を木でつくっています。ペン立てに何本も挿しているペンを、手ざわりのある1本にまとめたい人に向いています。

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写真:楽天市場の商品ページより(タップで楽天市場へ)

1本で、黒・赤・シャープを持ち替える

スライドレバーを動かして、使いたいペン先を繰り出します。黒で書いて赤で直し、下書きやちょっとした図はシャープで、という流れが、ペンを持ち替えずにひと続きになります。

ボールペンは黒と赤の2色で、ボール径0.7mmの細字です。インクは低粘度の油性インキ「アクロインキ」を使っています。シャープペンシルの芯は0.5mmです。

軸は太めのつくりで、いちばん太いところは直径約1.5cmです。色はモクメ・ブラック・ネイビー・グレーの4色で、この記事ではモクメを取り上げています。

軸の木、ハードメイプル

軸は北米産のハードメイプルです。木肌が緻密で強度が高く、野球のバットや家具などの材料として、幅広く使われています。

この軸に使っているのは、そうしたバットや家具の材料としては合わなかったハードメイプルです。名前の「LEGNO」は、森林や材木を意味するイタリア語から来ています。

書類を1枚めくるあいだにも、指先はプラスチックとは違う木の手ざわりに触れています。

こんな机まわりに

手帳への書き込みや、原稿・資料の校正、打ち合わせのメモのように、黒と赤とシャープを行き来する場面に合います。パイロットは、持ち物にこだわりのあるビジネスパーソンに向けてこのペンをつくっています。オフィスの机にも、自宅で仕事をする机にも置きやすい落ち着いたたたずまいです。

いっぽう、青など3色目のインクも1本にまとめたい人には、色数が足りません。ボールペンでごく細い線を引きたい人は、0.7mmの線を太めに感じることがあります。

お手入れ

木の軸は、水気と熱をためこまないように扱います。洗面所やキッチンのそばに置きっぱなしにしない、夏の車内や日の当たる窓辺に放っておかない、の2つを心がけてください。手の脂やインクが付いたら、やわらかい布でぬぐっておきます。ペンケースの中で金具やほかのペンとこすれると表面に傷がつくので、気になる人は仕切りのあるケースに入れて持ち歩くと安心です。

まとめ

黒、赤、シャープを1本にまとめ、その軸をハードメイプルでつくった多機能ペンです。机の上のペンを減らしつつ、毎日握る道具を木にしたい人は、手に取って選んでみてください。

木の軸の筆記具をもう少し見てみたい人には、削らずに書ける2mm芯の北星鉛筆「大人の鉛筆」や、三菱鉛筆のピュアモルト ジェットストリームもあわせて読んでいただけます。