木を削ると、必ずおがくずが出ます。なかよしライブラリーは、その削りかすを捨てずに、次の役割へとつないでいく作り手です。

なかよしライブラリーが掲げるのは「森林から価値を生み出そう」というミッションです。先人が育てた森林資源に感謝し、国産の木を使うことを軸に、森と社会がめぐり続ける仕組みを支えたい。その理念のもとで、木を削る工程で出るおがくずを、地元の牧場や動物園、乗馬クラブへ引き渡しています。おがくずは消臭効果を生かして動物のトイレの敷材となり、やがて畑の肥料へと姿を変え、最後は土に還ります。あわせて、梱包資材の脱プラスチックにも取り組み、原材料から製造までを国内で完結させています。国産の木で子どものおもちゃをつくる歩みは、2017年の林野庁長官賞にもつながりました。

クロスウッドは、なかよしライブラリーの「おがくずまで土へ還す」という姿勢に共感しています。なかよしライブラリーが販売するコロコロコロリは、赤ちゃんが安心して遊べる、国産の広葉樹でできた木のおもちゃです。木を余さず生かし、森と社会がめぐる仕組みを支えようとするものづくりと、赤ちゃんの手に木そのものを届ける一品は、まっすぐに地続きでつながっています。木を暮らしに迎えることが、その背後にある森への共感の入口になればと願っています。